Zanm new e.p. release live 「reimei vol.2」
11/2の個人企画に引き続き12/8について書きます。
まずはバンド紹介から。
①バンド紹介
EVIOUS
東京を中心に活動するバンド。
改めてWebで検索してみたらAudioleafにまだ音源が上がってました!
https://www.audioleaf.com/evious5038/
都内を中心に活動するカオティックポップパンクバンド!イエイイエイ!
※Audioleafより抜粋
カオティックパンクハードコアポップ、なんでもあり、ジャンルごった煮。
EVIOUSとはボーカルのまさきさんが前のバンドをやっていた時代から知っているバンドで、本当に大好き。
あんな笑えて夢中で楽しいバンドいない。
過去のライブで覚えているのは
・自身のバンドのTシャツを床にばらまいて「自由に持っていってください」
・ドラムがライブ中にスネア持ってフロア持って練り歩く
とか。もう何年も前ですが。
こんなことしてるのにライブめちゃくちゃしっかりしてるんだもの、本当に好きだわ。
激情だらけのこの企画にEVIOUSが出ること自体が事件だと思うわけですよ。
一瞬でEVIOUSの空気変える、その瞬間を見逃さないでほしい。
かっつんさん久しぶりに会えるの楽しみだなあ。
I have a hurt
以前のブログでも紹介したバンド、その時書いた内容が
bloodthirsty butchersやkiwirollなどの90’Sジャパニーズemo系統に激情系ハードコア要素を感じる4ピースバンド。
今回企画をしたyukueのドラムの賢ちゃんに、「I have a hurtってすごいバンドがいるよ」と言われ、去年Erase The Periodの企画で実際にライブを見た。言葉にならないくらいのショックを受けて、ライブ終わってすぐに「I have a hurtまじでやばい」ってラインでメッセージを送った。
衝撃的かつ圧倒的な音、でもすぐに壊れてしまいそうな、少し悲しみを抱えた雰囲気を感じる音。その今にでも壊れて無くなってしまいそうな爆音がいつまでも心地よく聞こえる。
それと歌。苦しみばかりの社会や変わりゆく生活の荒波に飲まれ、今にも崩れて消えてしまいたい弱い自分を肯定してくれるようなボーカル蜷川さんの歌がすごく好きだ。
もう2年前に書いた文章だけれども今でも全く同じ。今でもこの表現と変わらない。
それから何回もI have a hurtのライブに行って、多くの勇気・支えをもらったと思う。
よくある背中押す歌詞の泣かせるバンドっているじゃないですか。
そういうのももちろん好きなんですけど、I have a hurtって誰かの背中強く押すわけではなくて、ただそばで寄り添ってくれているような感覚で。それがすごく心地よくて。
この感覚ってを覚えるのってLOSTAGEとI have a hurtくらい。
今回の企画に承諾をもらえた時、本当に心から嬉しかった。
自身の企画にI have a hurtが出てもらえることはもちろん、それ以上にこの企画をきっかけに少しでもI have a hurtが広まってくれることが本当に嬉しい。
個人的な事言うと、I have a hurtはもっと激情ハードコア界隈に出てほしいし、そしてONA FESに出てほしい。本当にただ個人の願望ですが。
この企画が一つのきっかけになってくれたらすごく嬉しい。
あと以前のブログにも書きましたが、ベースとドラムの凄まじさを見てほしい。
RiTTLEBOY
町田のSpokenHardcoreバンド、今回の企画で最後に決まったバンド。
Zanmとの交流は、duesでのライブをメンバーで見に行って声をかけたことがきっかけ。
意外にも年齢構成が同じで嬉しいと同時に絶望した。今でも嘘だと思ってる。
メンバー共々RiTTLEBOYが好きで、前のドラムの方が「迎えに」のMVについてツイートしてて「やばいぞ、RiTTLEBOYのドラムの人がツイートしてるぞ。」と話題になった。
出演OKをもらえた時、本当にびっくりした。
予定外とか、予想外とか、上手くいくと思っていたとか
こんなつもりじゃなかったとか、なるようになるとか、どうせ自分なんかとか
そういう責任転嫁が何度もなんどもループするうちに本質だけにモザイクをかけて
答えのない「問1」に長い時間を費やす結果を招いた
この曲のこの一文がすごく好きで、この歌詞を刻みながら毎日の通勤電車に揺られています。
昔の曲は英語詞の曲も多いのだけど、To overflow evidence,DAM,a Soulless Painのような日本語の美しさがすごく好き。
あとこの曲のアウトロ、めちゃくちゃFactor2graceを感じるのですがどうですか?
9月に新しい音源をリリースしたみたいなので、この日はRiTTLEBOYのリリースパーティでもあります。
『Relation』
¥1,500(税込)
1.問う
2.だからいつの日か
3.他人は鏡
4.努力はいつまでも果たせないまま
5.未来のため
6.この世の希望
この日にまだ音源残ってるかな...
Hopeless Raven
我らが白山ハードコア、Hopeless Raven
Hopeless Ravenというバンドは私個人にもZanmにもすごく大きな影響を与えているバンドです。
わたしは大学時代、東洋大学のFFAというサークルにいて、そこにはJAMという姉妹サークルがいてそこの両サークルの先輩たちが結成したバンドです。
両サークルともハードコアのコピーが盛んで、国内の叙情・激情系ハードコアにはまり始めたきっかけが2つのバンドがいます。
To overflow evidence、もう一つがHopeless Raven
話したこともない、世代も被っていない先輩のバンドを夢中で聞いていた。勝手に誇りに思っていたし、同じ大学出身であることが本当に嬉しかった。
Hopeless Ravenを聞き始めたのは、EMOTIVE FEST 2012の少し前くらいから
このライブを現場で見ることができなくて、何回も何回も動画を見ている。
結局Hopeless Ravenを初めて見たのは2012年12月、柏ALIVEでのBlack Heart Rebellion JAPAN TOURだったと思う。
ドラマチックな展開、泣けるほどきれいなギターのメロディ、重厚なサウンド
Hopeless Ravenを聞くとハードコアにハマり始めたあの頃をいつでも思い出すことができる。
先日も新宿ANTIKNOCKにHopeless Ravenのライブを見に行くことができて、改めて叙情・激情として目指すべきバンドだと感じた。
To overflow evidenceとのスプリットに収録されている新曲が
「Brandnew Leaves」→「Carpe Diem」→「光の傍で」とメンバーも楽曲の方向性も変わってきた中で、積み上げてきたものの集大成のような曲で本当に良い。
スプリットに収録されているこの曲のMVが本当に素晴らしいので見てほしい。
そしてスプリットを買ってほしい。この日はHopeless Ravenのリリースも祝いましょう。
②dues新宿について
今回の会場はdues新宿を選びました。
新宿駅東口から徒歩5分程度。好アクセス!新しくてきれい!
http://dues-shinjuku.diskunion.net/
今年二回ほどお世話になった場所です。
Zanmがまだ初ライブをする前にも関わらず、ある日突然dues新宿の松尾さんからイベントのお誘いDMが届き、震えが止まらなかった。
仕事を抜け出してすぐメンバーに連絡して速攻で出演の返事。
嬉しくて嬉しくて「本当にライブあるのかな...」なんてことを言いながら、Zanmとして二回目のライブでガチガチに緊張しながらライブしたことを覚えています。
今回はその恩返しだと思っています。
dues周年ということを知らず企画ライブを持ちかけたのにも関わらず、快く承諾してくださり本当に感謝です。
③今回の企画について
今回はZanmの新音源、5曲入りの「いらない e.p.」のリリースパーティになります。
〈収録曲〉
1.靴を履いて
2.共感覚
3.エンドロール
4.噛み締めた言葉
5.いらない
今回の音源は、「迎えに」と同じくサークルの友人の松岡に録ってもらいました。
トレイラーがあるのでご覧ください。
我ながら、すごく良いトレーラーだと思います。最後のカット、めちゃくちゃ感動した。
12/8に企画をやることを決めた経緯としては、音源をリリースをして企画をするという一つの区切りを設けるためだと思っています。
前のブログでも書きましたが自分たちで行動しないとバンド活動は変わらないことばかりです。待っているだけでは、誰も見れくれません。当たり前のことで。
音源はすごく短い時間で録って、ライブに向けた練習もまだまだ改善点ばかりで、企画に向けた告知も十分ではないかもしれません。
でも音源を出して企画を組むという行為を決めてメンバー全員で進んでいること、それ自体に意味があると思っています。
まあそもそも私が今のメンバーと一緒に何かに取り組むという行為ができている時点ですごく幸せに感じますね。私、Zanmのメンバーが大好きなんですよね。
ここですごく個人的な話をすると、知っている人は知っているのですがZanmを始める前、「entitle」というバンドを半年ほどやっていました。
「entitle」というバンドに所属していた時、ベースのことでつめちゃくちゃにつめられて(死ぬほどベースが弾けないくせに加入した自分のせい)、本当に嫌な気持ちでバンドをやっていて半ば逃げるようにバンドを辞めて。辞めた後も当時の記憶を思いだして吐きそうになるレベル。entitleにいた事実はなかったものとして自分の中で封印していたので、あまりentitleにいた時のことを覚えていないんですよ。対バンとか全く覚えていない。
そういった意味で自分を受け入れてくれる今のメンバーは本当に感謝。
Zanmとして活動を始めて、当時entitleをやっていたことを覚えていてくれた人もいて、そこからつながった関係もあって、今では当時のことを前向きに捉えることができます。
④最後に
以上です。
今回の企画は対バンがすごすぎて、緊張が半端ないので応援しに来てください。
取り置きは各バンドもしくはHPのContactから連絡を。
続々と取り置ききているのでお早めに取り置きをお願いいたします。
http://zanmband.html.xdomain.jp/#contact
今後の予定が全く決まっていないのでライブもお誘い頂きたいです。
返事が早いで評判のZanmです。
終わり。